KAZEG's BLOG

12/06: 爺の工作の犠牲者

私はボケ封じを理由にして趣味の小物細工をしている。場所は庭で植木鉢などと同居である。半畳ほどのスペースしかない。そこにはバケツでメダカも飼っている。そのメダカが時には、爺の工作で迷惑を被ることがある。

ノコギリの切りくずや、ヤスリがけの粉が風に吹かれてメダカがいるバケツに入ってしまうことがある。それは、ちょうどメダカのエサそっくりで見分けがつかない。当然、メダカはそれを食べてしまう。


作業をする前には、バケツに蓋をするように気を付けてはいるのだが、つい、忘れてしまう。メダカが食べてしまった時には、死んでしまわないか気がかりなものだ。

消化出来るのだろうか？　小さいと言えども木片である。食べた、メダカは水中に潜ることが出来るのか、など、心配もする。しかし、良く出来たもので、今までにそれが原因で昇天していったヤツはいない。

今日も、新たな犠牲者が出た。ペットの小型犬が作業をしているところにやってきた途端にクシャミの連発で止まらなくなった。見ていて気の毒なくらいであった。

始めは、犬の花粉症でもあるのかなくらいに考えていた。そのうちに爺もクシャミが出てきた。移ることはないだろうに？？？

どうも原因は、工作に使ったいる「テチガイシタン」という木を疑いだした。この木は、タイ、ビルマに分布するマメ科の常緑高木で、本紫檀の代用品として家具材などに使われている。「手違い紫檀」とは不名誉な名前が付けられたものである。その、面あてではないだろうが、ひょっとすると刺激臭がするのかも知れない。

今日のところは、ハッキリした原因が分からないままだが、取り敢えず作業を中断した。とんでもないところに爺のボケ封じの犠牲者が出たもんだ。ゴメンなさい。スマン、すまん。