KAZEG's BLOG

17/01: 我家の地震対策

今日は１月１７日、１１年前のことをよく覚えている。地震と同時に停電になった。モノが落ちる音や、階下ではガラスの割れる音がした。しかし、１分後にはパジャマ姿の私の頭にはヘッドランプが着いていた。子供たちは手探りで我々の寝室に入って来た。子供らに問題の無い事を確認して、階下の義母のところに行った。義母はトイレの中にいた。



ドア越しに安全なことを確かめて台所に入った。食器棚からコップ類が落ちて床で割れている。ガスコンロでは湯を沸かしていた。とりあえず、火を止めた。

ジジババハウスに引越しして２回目の1月１７日の朝であった。”真上断層”の所に引越ししてきたわけだから、それなりの覚悟と対策をしてきたつもりでいる。

対策の第一は「死なないこと」であるが、転倒防止対策などでまずクリアーしていると思う。次は「生き延びること」であるが、これもまずまずクリアーしていると思う。食料の備蓄、暖房、等々。一番心強いのは、向かい側が空き地であり、小さい畑があり、ユンボが５台もある。倒壊した家があればユンボは大活躍できるだろう。自転車で５分の所に比較的大きい病院もある。

気がかりな事が２つある。一つは、最近NTTのアナログ回線を解約したことで、昨年に比べて通信関係が悪くなっている。この回線があればたとえ停電になっても通話できる可能性が大きかった。それがなくなり、通信の面において孤立する危険性が高くなった。

二つ目は、停電対策である。自家発電機を持っていない。この効果は大きい事はよくよく分かっているのが、買う機会がなく今日に至っている。小さい発電機でもあるのと無いのでは月とスッポンの差があることはよく承知している。カミサンも発電機の購入には理解を示しており、思いきって準備しておかなければならないと思っている。