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22/01: 本、「生協の白石さん」

ISBN4-06-213167-6 講談社  
著者: 白石晶則 東京農工大学の学生の皆さん

家族の一人が中古本を買って来た、それを、チョイ読みした。何ともケチ臭い本の読み方である。しかし、年金生活ジジイには合っている。



本の内容は、東京農工大学の学生の皆さんと生協工学部店の間で交わされた「ひとことカード」が面白いと評判になり、本になったものである。

「ひとことカード」とは、学生さんや教職員など生協の組合が生協への要望を自由に書けるアンケート用紙でいろいろの要望を書き入れて専用の箱に投函し、生協の職員がそれを一枚一枚確認して回答を掲示板に張り出すものらしい。生協職員のお一人が「白石さん」という方で、白石さんが回答されしたものが。面白いと評判になっていったらしい。

本は、単純にその「ひとことカード」を集めたものに、ところどころのページに、白石さんが日頃感じておられることや取組みあったて心がけておられる事等を「白石さんから言葉」として紹介されている。

学生からの「生協にたいする要望」は勿論のこと、中にはからかい半分の「悩み事相談」等があるが、生協の「アンケート」の本来の主旨、立場を逸脱することなく、変化球を交えてユーモア精神たっぷりで回答されており、学生達に人気があり、本にまでなったことがうなずける。

話は大きく変わるが、今年からブログを初めてみて、予想していた通りネタ切れになっている。今年は、「質より量」と割り切り、宣言していても続かないのである。このような本を読むと、こんな素晴らしいことが出来る人は本当に羨ましく思う。また、さぞご苦労されているようにも思う。

先頃、加藤芳郎さんが亡くなった。四コマ漫画「まっぴら君」は大好きでした。ブログを始めてからは、新聞を読まなくても四コマ漫画には自然と目がいく。そして、視点の持ち方や発想には感心させられる。

また、ブログでは、「農家の嫁の事件簿」もよく拝見している。視点の持って行き方が多くのフアンを引っ張っているように思う。

ここに紹介したのは、文字中心(だけと言ってもいい)の「生協の白石さん」。絵中心の四コマ漫画。イラストと文字の「農家の嫁の事件簿」などいろいろの形式で、多くのファンを引きつけておられる。

これらの方の爪のアカでも煎じて、寒い季節のジジババハウスでの「脳みそに付ける薬」としたいものである。

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celine bags celine bags pinged on 2013-04-29
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ご家族がお求めになった書籍、正解だと思います。内容が身に付く本は、買うものです。それは、買ったからには内容を身につけなくては損だと思うから。借り物では、つまらない本は読み終える前に返却期日がきます。そして、最初はつまらなくても、強引に読めば、一生のうちにはその内容が実になる時がくるやも知れません。
本を貸すバカ、借りるバカという格言も、返ってくるわけがないという理由の他に、身につけるべく読み返す機会を自分で捨てるという意味があります。
例え漫画本でも、本には本の価値があります。それは、電子媒体の時代になっても失われない所有の喜びです。
26/01 00:05:07

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