10月になると、高槻にも渡りをするチョウ、アサギマダラがやってきます。気温２０度の風とともに関東方面から南下してきます。 高槻・芥川に飛来するアサギマダラはミズヒマワリの蜜を求めてやってきます。しかし、ミズヒマワリは外来植物で繁殖力が旺盛なため駆除されます。その結果、飛来するアサギマダラの数もめっきり減少したそうです。

駆除し易いところのミズヒマワリは無くなり、手が届かない中州や土手の急な所に少しばかりのミズヒマワリが残っています。そのため、取り難い危険なところにいるアサギマダラを追っかける事になります。

今年は、２００頭にマーキングをする予定です。200頭にマーキングすると、四国、九州あたりでその内の１頭が再捕獲される計算です。秋の空を眺めて、自分のイニシャルを書き入れたチョウがフワフワと風に乗って自由な旅をしているのを想像するのも面白いものです。また、再捕獲されるとメーリングリストで連絡が入ってきます。スパムメールに混じっていい知らせが入って来るのもメールを開くのも楽しみの一つになります。

河原で昆虫アミを振り回していられる元気に感謝しつつ。(2008年10月)