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●割算の九九の具体例

掛け算の九九を使って割算をする時は、割られる数(被除数)と割る数(除数)を比較して最大になりそうな答え(商)を仮定して掛け算の九九で除数と商をかけて被除数から引いて(減算)いく方法で行います。

それぞれの割算の九九は、除数、被除数、商、余りの順で構成されています。従って、ソロバン左に除数を置き、少し間を空けて右側に被除数を置きます。そして除数、被除数の順でよみあげると商と余りが九九として導き出されてきます。割算の九九のメリットはここにあります。掛け算の九九の時は、被除数と除数を比較して、頭の中で最大であろう商を探っていましたが、割算の九九を使うとこの一瞬の「考える時間」が不要です。 ソロバンの検定試験や競技会になるとこの「一瞬」の積み上げが大きく影響してきます。

○具体例

30÷4のとき、「四三七十二」(しさんななじゅうに)と発声します。

ソロバンでは、左側に4、すこし空けて右側に、30が置かれています。 左から右に、四(し)、三(さん)と読んで、(ななじゅうに)と九九で誘導してきて盤面の三を7に変え、その右側に余りの2を置きます(加算)。

計算前
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計算後
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